住田町は、豊かな自然や歴史的な建造物に恵まれ、訪れる人々を魅了するスポットが点在しています。川や山の絶景、貴重な 文化財など、多彩な魅力にあふれた住田町をぜひ楽しんでみてください。
滝観洞観光センター
所在地(Google Map)
岩手県気仙郡住田町上有住土倉298−81
概要
滝観洞(ろうかんどう)は、全長約3,635メートルのうち、約880メートルが一般公開されている石灰岩の鍾乳洞です。洞内を進むと高さ29メートルの「天の岩戸の滝」に出会えます。1958年に女流歌人・柳原白蓮によって命名されたこの滝は、幻想的な雰囲気で訪れる人々を魅了しています。
また、入り口付近に架かる朱色の風恋橋(ふうれんばし)には、「橋を渡り滝の雫を見れば願いが叶う」という伝説があり、ロマンチックなムードが漂います。
おすすめポイント
- 滝観洞まつりやイベントが充実
毎年8月の第一日曜日には「滝観洞まつり」が開催され、五葉山火縄銃鉄砲隊の演武など多彩な催しが行われます。また、ゴールデンウィークには「滝に鯉(恋)まつり」も開催され、たくさんの観光客で賑わいます。 - 名物「滝流しそば」が楽しめる
2024年4月のセンターリニューアル後から再開された「滝流しそば」は、流れ落ちるそばをすくいながらいただくユニークな体験。美味しさと臨場感が同時に味わえると好評です。 - アクセスが良好
JR上有住駅から徒歩約5分と便利な場所にあり、車利用でも駐車場が整備されているので安心です。
住田町民俗資料館
所在地(Google Map)
岩手県気仙郡住田町上有住山脈地15−1
Webサイト
http://www.town.sumita.iwate.jp/kanko/museum.html
概要
1928年(昭和3年)に上有住小学校として建築された木造2階建ての洋風校舎を、1985年に移築・修復して資料館として再利用しています。柱にはヒノキ、階段にはケヤキなど地元の木材が使われ、昭和初期の趣ある建物としても見ごたえがあります。2018年3月には国の登録有形文化財に指定され、住田町の貴重な歴史を今に伝える場となっています。
おすすめポイント
- 多彩な展示で地元の歴史・文化を体感
金鉱山や気仙大工の伝統技術、郷土芸能、養蚕・農耕の道具など、地域の生活や産業を知る貴重な資料が豊富に展示されています。地元の詩人・佐藤霊峰に関する資料も見応えがあります。 - 旧校舎の懐かしい雰囲気
移築されてきれいに管理されながらも、昭和初期の雰囲気を色濃く残す木造校舎は「どこか懐かしさが感じられる」と好評です。 - アクセスしやすく見学もしやすい
すぐ隣にある公民館で入館手続きを行い、ゆっくりと見学できます。地元スタッフの方も親切 で、展示内容への理解が深まります。
鏡岩 せせらぎ公園
所在地(Google Map)
岩手県気仙郡住田町、小松上有住住田町気仙郡、岩手県029-2501、日本
概要
鏡岩 せせらぎ公園は、美しい渓流のせせらぎを感じながらのんびり過ごせる自然豊かな公園です。白い岩肌が水面に映る姿が印象的で、四季折々で異なる景観を楽しめると評判です。
おすすめポイント
- 川遊びやピクニックにも最適
流れが穏やかな場所もあり、夏の川遊びや家族連れでのピクニックにぴったり。公園内は比較的人が少なく、ゆったりと過ごせる穴場スポットとして喜ばれています。 - 四季折々の絶景
春の新緑、夏の涼しげな渓流、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節に訪れても自然の美しさを満喫できます。
葉山めがね橋
所在地(Google Map)
岩手県気仙郡住田町上有住葉山葉山64
概要
葉山めがね橋は、川の上にかかるアーチ形状が「めがね」に似ていることからその名が付いた石造アーチ橋です。約100年以上前に造られたとされ、林業が盛んだった時代には材木の運搬路としても活躍してきました。自然との調和が美しく、特に紅葉や雪景色のシーズンには幻想的な風景に包まれます。
おすすめポイント
- フォトジェニックなスポット
小さめの橋ながら、下を流れる清流や周囲の木々との組み合わせが絶景を生み出します。紅葉の時期はもちろん、夏の爽やかな緑や冬の雪景色も趣があります。 - ちょっとしたハイキング気分
下へ降りると渓流や滝のような景観も間近に感じられます。足元が滑りやすい場所もあるため、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
おわりに
住田町は、鍾乳洞や歴史的建造物、川のせせらぎや伝統文化など、多彩な魅力を秘めた町です。自然の豊かさに癒されながら、歴史や文化にも触れられる贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。ぜひ一度足を運んで、住田町の魅力を実際に体感してみてください。